新型コロナウイルス
自分はどうするべきなのか、ずっとずっと迷っていました
結論も出せず、ずっとずっと悩んでいました
昨日、一つの決断ができたのでブログに書きます
結論から言うと、みんながここまで不安を持ってしまった今、お客さんを呼んでライブを開催することはできないと思っています
本当は自粛も再開も、客観的事実に基づいて決定しないといけないはず
休日だけ外出自粛して平日は満員電車で仕事にいく、ライブハウスやバーは営業自粛、というのはどう考えてもちぐはぐです
国やマスコミがあまりに情緒的・非科学的に自粛を訴えてくるので、今日本はなんとなくやばいんじゃないかという悲観的な空気で満たされていて、客観的なデータや事実に基づいた判断がありません
国もマスコミもそういった本当に必要なことを伝えてくれないので、僕も決断に相当悩みました
僕は新型コロナの年内収束は難しいんじゃないかと思っています
その心配が杞憂に終わり、一か月や二か月で収束したら万々歳です
でもかなり時間がかかる可能性も充分あるのではと考えます
そうなったときに、いま中止するのはいい、しかし数ヶ月先を見据えた時に、同じ状況が続いたとして中止にし続けられるのか、そんな泥沼に足を踏み込むような決断をする勇気がなかったのです
ライブをやる勇気よりも、むしろ中止にする勇気が無かった
もっと言うと
「電車とか普通に走ってるけどなんとなく危険と言われてるからライブは中止にし続ける」
「あれから数か月経ったけど自粛にも疲れて精神を病むし収入もないから状況変わってないけど再開する」
そんな筋の通らない世界に身を投じることを受け入れられなかったのです
だって、そんなの嫌だもん
なんとなく不安だから中止にする、なんとなく不安にも慣れたから再開する、これでは駄目だと思うのです
空気に流されてるだけで、論理性も一貫性もありません
本当に危険なウイルスであれば、危険だから中止、安全だから再開、これしかありません
その判断材料となる客観的なデータを国もマスコミも伝えなすぎるのが問題です
なので、自分で色々調べてみました
結果、新型コロナは少なくともこんなにも社会や経済をストップさせてまで対策するほどのウイルスではないのではないかと思うに至りました
例えば、インフルエンザは昨年約3000人の方が亡くなったそうです
合併症をあわせると約1万人
2019年の1月には一日平均(!)で54人が亡くなりました
新型コロナでそれだけ死者が出たら大パニックになることでしょう
でもインフルエンザではそうはなりません
もちろん単純に数字だけで比較はできないとは思います
そして感染したり亡くなられた方々にとっては大変なことで、そんな方々を軽視してるわけではないことはおわかりいただきたいです
大したことない、とるにたらないウイルスだとは言いません
でも、ここまで世の中をストップさせることはないのではないかということ
社会的にはこの騒動は一種のパニックとヒステリーというのが僕の現状の解釈です
この判断が正しいか正しくないかは置いておいて、僕個人は気持ちがスッキリしました
もちろん絶対に感染には気をつけなくてはいけません
油断することなくしっかり予防することは大前提です
今はみんな不安でいっぱいで、お客さんを不安や恐怖にさらすことはできないので、現実的に考えたらライブはやはり中止にせざるを得ないと思います
なので、当面はライブを無観客で行いネットで配信をするのが落とし所かなと思っています
どういう形になるかはわからないけど、課金システムも作ります
というわけで、方針がきまりました
配信をします
生のライブとネットの配信は全く違うもので、配信では生ライブの良さは全く伝えられない、ライブの代わりにはならないのは重々承知の上で、今配信をすることによって全てが収束した後にライブに行きたくなる人を増やすチャンスでもあるかな、と前向きに考えています
パワーアップするためにこの期間を利用してやろう、ぐらいの気持ちがあります
配信については全てが上手くいくとは思ってません
無観客で会場を使わせてもらうなんてそもそも図々しいお願いだし、使わせてくれたとしても現場のネット環境も不透明だし、行きたくないと言うメンバーもいるでしょう
それも全て尊重するつもりです
誰のことも責めるつもりはありません
基本、ライブを予定していた会場で、予定していたメンバーで配信出来たらと思っています
会場が無理なら僕のスタジオでやります
メンバーが参加できないなら、僕一人でやります
そんな感じで考えて、既に準備も始めています
最後に、このまま社会が停滞し経済がブッ壊れたとしても僕は音楽をやります
もともと経済が出来る前から音楽は人間と共にあったわけだから
僕たちは経済の奴隷じゃない
直面した状況で何ができるかを柔軟に考えて新しいものを生み出すことができるはず
新しいものとは「音楽」かもしれないし「ライフスタイル」かもしれないし「価値観」かもしれない
なんだっていい
僕たちは自由なのです
どんなときも、何があっても、理想に向かって希望を胸に生きていきます
2020年04月02日
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