2018年10月20日

レコーディングに参加させていただくということ その2

こんにちは


僕は山下Topo洋平


笛吹きだ




前回


ケーナやサンポーニャがもっと色々なところで使われたらいいなあ


と書きました



今回はその続き



実際の現場で


僕が大切にしている心構えや意識を


書いておこうと思います




・「出来ない」とは言わない


アレンジャーや作曲者の中にもケーナやサンポーニャのことを知らない人はたくさんいます


そんな彼らの要求の中には、この楽器にとって非常に難しいものもあります


それこそ民族音楽だけをやっていたらお目にかからないアプローチもいっぱいあります


でもそこで僕は


「出来ない」


とは絶対に言わないようにしてます



これはライブでもレコーディングでも


もうずっと僕の中で守り続けていることです



もちろん


音域的に出ない音とか、物理的に不可能なことはあるので


その場合はちゃんと説明して、別のアプローチを取ります




技術的に難しいからとか、好みではないからという理由で


「ケーナではそういうことは出来ないんですよ」


とか


「サンポーニャはそういうことするための楽器ではないんですよ」


とか


絶対に言わない



せっかく楽器にとっても自分にとっても


新しい世界が開けるかもしれない


可能性を示してくれているのに


それをやる前から否定するなんて、勿体ない



そもそも、歌えれば吹ける、というのが僕の持論なので


歌えるのに吹けないフレーズがあるとしたら


それはただの練習不足であり


それを楽器のせいにするのは怠慢以外の何者でもないと思うわけです



これまでのケーナやサンポーニャには無かったアプローチも


やってみたら新しい発見があるかもしれないし


実際に僕はそうやって色々な人の作品に携わらせてもらうことで


民族音楽をやっているだけでは身につかない表現力の豊かさを拡げて来たし


自分の音楽にもとてもプラスになりました



だから、求められたら、やる


それも、民族音楽のボキャブラリーでアプローチするのではなく


そこから飛び出して


その音楽(曲)に真摯に向き合い


その音楽(曲)が求める色の音を、出す




これは、ものすごく大変な道であることも事実です


「出来ない」と言わないということは


ハッタリではなく「出来る」必要があるわけで


そのクオリティを担保しないといけないわけです



僕は最初の頃は


今まで勉強してきた民族音楽の土壌から飛び出して音を出す勇気も必要だったし


もちろん技術的にも追いつかないこともありました


でも経験を積むうちに自分の中に色々なボキャブラリーが増えていった気がします



これをやり続けるには


常にちゃんと準備をして、自分を厳しく見つめる客観性と向上心を持ち続けることが大事で


それ以上にこの楽器が好きで、音楽そのものが好きでないと、無理です



音楽で、この楽器で生きていくのに、当たり前といえば当たり前ですがね



ケーナやサンポーニャは歴史は古いけれど


楽器としてはまだまだ新しい楽器


特定の民族音楽を演奏されていた時期が長くあったけれど


これから世界共通の楽器となっていくためには


奏者の意識も開いているべきだと思います



この楽器には秘められた可能性がまだまだあります


全然やりつくされてないというか


これからの楽器だと僕は思っています



僕はこの誰も通ったことがない道を切り開いていくことに


とてもやり甲斐を感じています


素晴らしい音楽に到達できる希望をいつも感じているから




おっと、長くなりました



まだ書きたいことは尽きないので


また次回に続きます



次回も心構えの続きです



ソレデハ



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