2018年05月10日

山籠もりから一年。人生のこととか。

昨年の山籠もりから丸一年が経ちました





信じられないくらい濃密に駆け抜けたこの一年


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19歳のとき初めて南米ボリビアに行って

標高約4000mの街ラ・パスで現地の人たちに混ざって

シクリアーダ(サンポーニャの合奏)をしているとき


酸欠で手や顔が痺れてきて

このまま吹いてたら

ブッ倒れるのではないかと思いました


安全のために休むか

ブッ倒れてもいいから、死んでもいいから次の一音を吹くか


二者択一

選択に迫られました



僕は吹き続けました



ここで休んでしまったら

これから先の人生、安全や安定を選び続ける人間になってしまうだろう

安全や安定を求める人間の音になってしまうだろう

そんな直感があったのです


そうはなりたくなかった

死んでもいいから目の前にある音を全力で出す

出し続ける

そんな人生を歩んでいきたいと思ったし

その覚悟が無ければ

自分の追い求める世界には行けないだろうと思ったのです


大勢のボリビア人に混ざってサンポーニャを吹いていただけで、

僕が少し休んだくらいでその場には何一つ影響はないし、

そもそも人に聴かせるステージでの演奏ではなかったけれど

この瞬間、この音、は僕にはとても大きなことだったのです



それから人生の色々なタイミングで

同じような選択を迫られることが多々ありました

そのたびに僕は

安全や安定など「未来」を求める選択ではなく

あくまでも「今この瞬間」を選び続けてきました

その道の先に今僕は立っています



山籠もりもまさにそんな選択でした

安定した生活や仕事のサイクルには全く必要のないことだけれど

僕の人生には必要なことだと思ったのです

やらずにはいられなかった



これからも自分の心の声に耳を傾けて全力で生きずにはいられない

この道の先に何が待っているかはわからないけれど