2017年09月17日

必見必聴Topo&Falcon

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今日はファルコンとのデュオでした


雨の中沢山のご来場ありがとうございました


初めての会場、ギャラリー「ここから」は生音の響きがとても豊かな空間でした



Topo&Falcon、僕にとってとても大切なユニットになっております


このデュオのために二人が書き下ろした曲はどれもすごく良いし


サウンドも今まで僕がやってきたどのユニットとも違う


もっと言うと、世界中にここにしかない音楽です


必見必聴のデュオです




僕の音楽を聴いてくれてる方は沢山バンドがあってどれを聴いたら良いのかわからなくなって大変かもしれないけれども


どれも違うしどれも最高だしどれも気持ち良いんです


片手間でやってるわけではありません


どのユニットも全力で音楽を作っています


是非ついてきてください


全てのステージで、ライブの良さ・音楽の気持ち良さをお届けします




Topo&Falcon、来年あたりCDを作りたいなあ


次回Topo&Falconライブは10/14(土)四谷ホメリにて


その日も生音でやります

お客さんの少ないライブでの精神力

昨日は矢部コーヒーカンタータでギターのさとうひろゆき氏とデュオでした


お客さんがとても少なくて痺れたけど


こういうときこそ手を抜いてはいかんので、最高の集中力でのぞみました


ステージに大きいも小さいもない


一人でもお客さんがいたら最高のステージをお届けする意気込みでゆきます




こう思えるようになったのも僕が19歳のとき


一人でボリビアに滞在し現地のバンドに混ざって演奏をしていた頃の話


当時僕は現地でいわば修行をしていたわけです


その最初のライブ


緊張はありましたが、これから南米での演奏活動が始まると思うとワクワクしながらライブハウスのステージに立ちました


しかし


客席を見ると、お客さんが一人


観光客と思しき男性がポツンと座っています


えー、がっかりー


せっかくのボリビアでの初ライブ、もっと沢山のお客さんの前で演奏したかったなァ



ライブは始まりました


バンドの編成は笛が二人、チャランゴ、ギター、という4人編成


僕以外はみんなボリビア人、しかも僕はひよっこ、みんないつも現場でボリビアの音楽を演奏している大先輩です


僕は先輩ケーナ奏者のセカンドパートを吹くことになっていました


お客さんが少ないこともあり、僕はちょっと落胆しながら演奏にのぞんでいました


したら


隣で笛を吹きはじめたケーナ奏者の音にブチのめされた


その音圧、ビンビンくるそのプレッシャー


ハンパねえ


全力で吹いてやがる…!


全く手を抜いてねえ…!


その音に圧倒されて、最初の1曲目はどんな演奏をしたか全くわからないまま終わってしまいました


これはいかん


2曲目から気を取り直し、僕も全力でのぞみました



この経験から、僕は学びました


一人でもお客さんがいたらそこはステージなのだと


今考えれば当たり前のことなのだけれど



そして、改めて気がつきました


その先輩のケーナ奏者は、いわばケーナを背負っており、ボリビアの音楽文化を背負っていたのだと


お客さんが一人でも、その一人に「ケーナってこんなもんか」「ボリビア音楽ってこんなもんか」と思われてしまってはいけない


その矜持・自分たちの文化を背負っている誇りを感じました


その経験から、僕も決してステージで気を抜くことはなくなりました


恥ずかしながら、失敗はそのあとも何度もしています


でもどんなステージでも決して手を抜くこと・気を抜くことはしていません


お客さんが少ないからって落胆している余裕はありません


僕なりにケーナ奏者としての誇りを持ってステージにのぞんでいます


とても大切なことを学べた初めてのボリビアでのライブだったのでした



ちなみに、その先輩ケーナ奏者は当時「Jach'a Mallku」や「ウィリアム・センテージャスバンド」などに参加していて、僕は彼の音をCDで沢山聴いて憧れていたサンポーニャ&ケーナ奏者レイナルド・ベガでした


彼はボリビアでの僕の最初の友達で、当時滞在中はいつも一緒にいました


2年前にTierra Cuatroで南米ツアーに行ったときも再会できて


ティエラのメンバーと一緒に食事したのでした


良き思い出ー


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