2015年11月16日

大事なこと

Facebookに以下の文章を書きこみました


最近SNSは人の投稿を見ることもなく告知以外の投稿をすることもなく離れてたんだけど、思ったことを書いておこうと思って


本当はこんなこと書きたくないし、音楽で全てを伝えたいという思いもあるのだけれど


言葉だからこそ伝わることもあると思うし、逆に音楽だからこそ伝わることもあると思う


言葉を使えるのだから使うのなら自分だけのためでなく人のしあわせのために使っていきたい


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悲しい。
これはフランスの問題でもテロの問題でもなく、我々人間一人ひとりの問題だと思います。
どうしても「我々」と「彼ら」を対立させて考えてしまう人間の性質を変える時期が来ているのではないでしょうか。
 
今の日本は平穏ですが、その生活の中にも「相手を打ち負かしたい」とか「自分が有利になりたい」とか思うことは誰にでもあるのではないでしょうか。
全ての争いは、そんなちょっとした「私(たち)」と「彼(ら)」の対立から始まっています。
 
「私」と「彼」の違いを受け入れなければ憎しみはなくなりません。
今回の事件もこれまでの歴史上で行われた争いも、私たちのちょっとした日常の憎しみの延長線上にあると思うんです。
「テロが」とか「フランスが」とか「日本は」とかではなく、一人ひとりがもっと自分の事として胸に手を当てて深く考えた方が良いのではないでしょうか。
 
本質的には「私」と「彼」の間には境界線などなく、全ての存在は繋がっています。
もちろん、私たちは肉体で分離されていて、色々な人がいて色々な考え方があって、それぞれの人に違いがあります。
でも行動や言葉を生み出す肉体は仮のもので、おおもとの全ての魂は一つだと感じるのです。
例えるならコップが肉体、魂が水。全ての水は海へ還ります。
音楽をやっているとそのことがよくわかります。
魂ということで考えなくても、全ての人は「存在している」という点で平等です。
 
どうしたら敵に勝てるかを考えるより、
どうしたら自分を含めたすべての存在を受け入れ、許し、救えるかを考えた方が良いと思います。
テロリストは「理解不能」の別世界の存在ではなく、同じ人間です。テロリストから観た有志連合の人たちも同様です。テロ行為は許されるものではありませんし、空爆により報復することが正義であるはずもありませんが、彼らの行動もみんなが同じように持っている「心」から生まれています。
すべては人間の心から生まれています。今、心のありかたを一人ひとりが真剣に考えなおす必要があると思うんです。
人類がもう一歩前進するか、分岐点に来ていると思います。
 
「許す」ことはとてもとても難しい。
今の社会がどうしても「私」と「彼」を対立させて考えざるを得ない(=憎しみが生じやすい)システムになっているという問題もある。
でも。でも。
一人ひとりがやっていきませんか。
みんなの心が変われば世界は必ず変わります。
 
テロリスト、難民の人たち、知ってる人、知らない人、家族、友達、全ての人の魂を救いたい。
「私(たち)」も「彼(ら)」も無い。全ては同じ一つの魂なのだから。
 
音楽には全ての境界線を無くし、憎しみや心の弱さから魂を救う力があると思っています。
みんなの魂がいつでも穏やかで安らかでありますように。
みんながいつも笑顔でありますように。