2014年09月16日

かっこいいかっこ悪い(竜崎登場)

笛吹きなどという人をなめきったような職業を選んだ私でも


その日が楽しければいいなどと吹聴し毎日笛を吹き散らかしている俺でも


じゃがいもの出来そこないのような僕でも


かっこよくありたいと思っている





ふと、考えたの




かっこいいって何だろう







俺には思えなかった



どうしても



思えなかった



「かっこつける」ことがかっこいいことだと






「かっこつける」とはつまり人様からかっこいいと思われたくてやっていることであり、いわば「かっこいい狙い」であり、それ自体が私にはひどくかっこ悪いことに思えてしまうのだ


やりたい人はやればいいし、それは全然否定しない


でも、僕の思うかっこよさとは違うの


だから俺はかっこつけないの


かっこ悪くても、そのほうがかっこいいし






あれ?





結局、私がかっこつけないこともかっこつけると同じ「かっこいい狙い」であり、かっこつけてるのと一緒なんじゃないの?






ええと・・・





どういうことなの・・・





教えてくれないか・・・




竜崎・・・(誰?)






竜崎『思うに、初めに言及した「かっこつける」とは他者からの評価を基準にしてかっこいい状態でいたいのに対し、お前の言うかっこよくありたいというのは人から見てではなく自分の価値観でかっこよくありたい、という願望であり、一種の矜持のようなものに感ずるが、いかがかね。だが私に言わせると、かっこいいとか悪いとか、お前のちっぽけな価値観とか矜持とか、どーでもいいわー!かっこよかろうが悪かろうが、みんな一緒!みんなかっこいいしかっこ悪い!みんな一緒!』




え、うん、だから竜崎って誰?