2013年05月13日

フルートとケーナ

現在わたくし


二人のフルート奏者にケーナを教えています


お二人ともプロで大活躍されている方です




フルートとケーナは似ているので


フルートを吹ける人ならば、ケーナの音は簡単に出せます


でもお二人は自己流でやろうとせず、レッスンを受けに来てくれます


何十年もフルートで研鑽を積み、素晴らしい音色を獲得されてなお


ケーナという楽器に興味を持ち、実際にレッスンに通う


なぜか


それはフルート奏者がケーナを吹いても「フルートの音」になってしまうから
(例えば、僕がフルートを吹くと「ケーナの音」になってしまうし、尺八奏者がケーナを吹くと「尺八の音」になってしまう)


それで演奏することはもちろん可能だけれども、そこで安易に満足しない感性


これだね


確かに、それだったらわざわざケーナを吹く必要もないしずっとフルートを吹いていれば良い話だからね
(見た目でちょっと珍しい楽器を使ってステージの色合いを変えるという目的であれば、音にこだわらず楽器を持ち換えるのは有効な手段だとは思うけど)




ケーナを吹くからには「ケーナの音」で演奏しなければ意味がない


そしてケーナの音で新しい音楽、新しい自分に出会いたい


そんな意識と耳、楽器へのリスペクト、そして音楽への好奇心をお持ちなのです


素晴らしいことだと思います




実際にレッスンをやってみると


やはりフルートとケーナでは身体の使い方がかなり違うことがわかりました


それでもお二人ともケーナの身体を作ることを楽しみながら真摯に向き合って試行錯誤しています


この姿勢、尊敬します


僕も新しい楽器を始めるのであればそうありたい




僕自身、フルート奏者にレッスンするにあたって興味深いことがありました


フルート奏者がケーナを吹くとフルートの音になってしまうのなら


ケーナをケーナたらしめているのは「楽器」ではないということ


もちろんそれは「身体」ということなんだけど


身体のどんな動きがケーナの音を生み出すのか


逆に、どんな動きがフルートの音を生み出すのか


大変興味深い



何回かレッスンをやって、早くも少しずつわかってきました


とても面白いし勉強に成増




それぞれの楽器が何故その身体の使い方になったのか、歴史的なこともわかるといいんだけど


そういう研究してる人っているのかな


楽器の形状の変遷はあるだろうけれど、それだけではなく身体の運動の変遷


今回の事例を見ても、楽器の定義は形状ではなく身体ということはあきらかだから


身体の使い方がなぜそうなったかを理解すれば


それぞれの演奏家がこの先どうすれば良いかという気づきも得られそう


楽器奏法史とでもいいましょうか


んなもんねぇか




今日はマニアックでまじめなお話でした



だから最後に告知


明日はコレ!



◆5月14日(火)トリオ
Live at 西荻窪サンジャック
http://pomkn.cocolog-nifty.com/
03-3335-8787
¥2,500+ワンドリンク
OPEN18:30/LIVE19:30〜
members
山下Topo洋平(ケーナ、サンポーニャ)
上野山英里(ピアノ)
鬼怒無月(ギター)





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ぜひ来てください!


西荻窪で、ボクタッシュ!(僕と握手)


筒鍋弦トリオ

今日も旅の続き



本日は草加シュガーヒル


スティールパン原田芳宏さん、ギター小畑和彦さんとトリオでした




このトリオ、思いつきで「筒鍋弦トリオ」って言ってるんだけれども


なんて読むのでしょうか


ワカラナイネ


トリオ名募集してます


なにか良い名があるといいな




このトリオでは3回目?のライブでしたけれども


今日も豊かな時間でしたね


ウクレレ弾き語りの高木里香さんも飛び入りしてくれて


楽しいライブになりました



それにしても


スティールパンの音ってほんとに…


いや、言わずにおこう


みなさん生で聴いてみてね


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次回は8/17(土)草加シュガーヒルに決定しました


スケジュールメモメモよろちく


来てね



記念撮影


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この写真はみんなおすまし


よそ行きの顔してるけど


普段はこんな顔です


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ありがとうございました!


終演後は絶品のたこ焼きでうちあげ!


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喰い過ぎたー


げぷー