2011年05月27日

ティエラ・クアトロ@中目黒楽屋でした!

昨日は中目黒の楽屋にて、わたくしのリーダーバンド「Tierra Cuatro(ティエラ・クアトロ)」でした。
ゲストにチェロの伊藤ハルトシ君を迎えて。
お越しくださった皆様、ありがとうございました!

楽屋は久しぶりだったけど数ヶ月前にピアノを買い換えたらしく、上野山英里さんがとても気持ち良さそうに弾いてた。全体の音響もとても良かった。
上野山英里さんは最近アプローチがどんどんアグレッシブになっているように感じられる。その攻めの姿勢、気持ちは同じです!
海沼さんのリズムは相変わらず彩り豊かでどんどんノせられるし、小畑さんのプレイもオシャレでカッコよくて最高。
ゲスト伊藤ハルトシくんのチェロはやはり思った通りティエラのサウンドにもバッチリ!
濃密な音の温泉につかっているような感覚でめっさ気持ちよかった!

いつも思うけど、こうして素晴らしいメンバーの皆さんとやりたい音楽ができることに感謝。
人との出会い、つながりは大切な財産ですね。
ありがとう。いい薬です。

ライブ後の記念撮影

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だいぶ珍妙な面をさらしている者がおりますが…
左からperc海沼正利さん、わたくし、チェロ伊藤ハルトシくん、pf上野山英里さん、g小畑和彦さん。
あたくし、先日人生で初めて買った麦わら帽子をかぶって演奏したのだー。


次回ティエラ・クアトロのライブは6/7(火)大塚GRECOにて。
この日は「とぽけろっちぇ」とのジョイントライブ。
めったに見れない企画なのでぜひお越し下さい!

2011年05月25日

明日は中目黒楽屋【らくや】でティエラ・クアトロ!

昨日はティエラ・クアトロのリハでした。
ゲストにチェロの伊藤ハルトシくんを迎えて。

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リハ風景。

思った通り、ハルトシくんのチェロの音色はティエラ・クアトロのエネルギー溢れるサウンドにもピッタリマッチ!
本番が楽しみだッ!
明日、お待ちしてます!

◆5/26(木)Tierra Cuatro(ティエラ・クアトロ)
場所:中目黒 楽屋【らくや】
予約、問い合わせ:03-3714-2607
料金:3,000円
時刻:OPEN18:00
   LIVE19:30〜
出演:山下Topo洋平(ケーナ、サンポーニャ)
   上野山英里(ピアノ)
   小畑和彦(ギター)
   海沼正利(パーカッション)
ゲスト:
   伊藤ハルトシ(チェロ)

2011年05月18日

「M.Locura」×「とぽけろっちぇ」合同ライブ@南青山マンダラ!

昨日は南青山マンダラで会田桃子プレゼンツ「M.Locura」「とぽけろっちぇ」ジョイントライブでした。
雨の中お越しくださった皆様、ありがとうございました!

ンマー、楽しかった!
共演者のみなさん、素晴らしすぎ。
桃子さんの新感覚タンゴバンド「M.Locura」は超かっこいいし、後半の全員での合奏の熱いこと熱いこと!
もう一度言う。
ンマー、楽しかった!

発起人の桃子さん、お疲れ様でした。
素晴らしい機会をありがとうございました。
(またやりたいな〜。)

2011年05月16日

「La Antigua」

先日5月7日の西荻窪サンジャックでの智詠くん、青木菜穂子さんとのライブから動画アップ2曲目。
曲はホルヘ・クンボの「La Antigua」。

ご覧アレー。

「La Antigua」(作曲:Jorge Cumbo)

2011年05月14日

「雨上がり」と「フォルクローレ」について(超長文)

先日の西荻窪サンジャックでの智詠くんと青木菜穂子さんとのトリオから、動画をアップ!
2曲アップる予定。

まずは僕のオリジナル「雨上がり」
智詠くんの躍動するリズムと菜穂子さんの華やかなピアノが楽し美し。
ご覧アレー。




この曲はボリビアの「カルナバル(カルナバリート)」というリズムを使って書いた。


さて、今日はちょっと趣向を変えて。

僕はいろいろなところで「山下さんはフォルクローレを演奏しないのですか?」という類の質問を頻繁に受ける。
僕は普段フォルクローレという言葉をあまり口にしないし、好きにいろいろなことをやっているからそう思われるのも無理からぬことと思う。
答えは全て僕の音楽の中にあるから聴いてもらえればそれが一番良いんだけど、昨日音楽家の友人と自分のフォルクローレや音楽に対する姿勢・接し方について話し、一度言葉にしておくのもいいのではないかと思った。
音楽家の僕にとって、音楽で表現せずに「言葉にする」というのはかなり抵抗のあることなんだけど、友人から、言葉にするべきこともある、と助言を受けたので、書いちゃう。
まあ、打ち上げなどで濃い話題になったときには話してることだしね。日記に書いても大差あるまい。

もっのっすっごっくっ長くなります。読みたくない人は飛ばしてください。


まず「フォルクローレ」というものの定義を統一しておきたい。

「フォルクローレ」とは、広義には民間伝承ということになる。
これは音楽だけでなく、大昔から現代に至るまでその土地で脈々と受け継がれてきたもの。
南米に行くと心底実感するけど、あらゆるところで伝統とか風習とか、そんな言葉では説明し足りない、土地・人間に染み付いたものが、ある。
これはその土地で何代にもわたって、生まれ死んでいく人の流れ(歴史)の中に生きている人にしかわからない。
僕は間違っても彼らの伝承をわかったつもりにはなれないし、彼らの代弁者にはなり得ない。

また、南米に関わらず、その土地(我々なら日本)の民間伝承を継承しているという意味なら、家庭で作る味噌汁の味を受け継いだり、洗濯物を上手に干す知恵をお母さんから教わったり、みんな何かしら伝承・継承しているのではないだろうか。それは当たり前のことで、みんなそうやって生活している。
そう。だから「フォルクローレ」は広い意味では「生活」をするということだと個人的には思う。
でも生活は誰だってしてることだからとりたてて議論することでもないし(風土・風俗などを研究することは面白そうだけど、それはまた別の学問)、この意味で「フォルクローレやってます」と言ったところで、「生活してます」と言ってるだけなので何をしてることにもならない。


そして、狭義には「音楽ジャンル」としてのフォルクローレということになる。
一言で言うのは難しいけど、あえて言うとアンデスおよびその周辺の民族音楽っつーの?
僕は音楽家なので、こちらの狭義としてのフォルクローレ、つまり音楽のひとつのジャンルとしてフォルクローレを追求・体得してきた。
(もちろん部分的に南米現地の人の生活なども勉強しないとわからないことがある)
日本にはジャズメン、クラシックピアニスト、タンゴ歌手、フラメンコギタリスト等など、海外の音楽をちゃんと勉強して、素晴らしい演奏をする音楽家がたくさんいる。
日本人だからダメなんていうのはコンプレックス以外の何者でもないし、音楽を聴いてない証拠。
コツを掴めばみんな自転車に乗れるようになるのと同じで、ちゃんと勉強して演奏できない音楽はない。

そして、何をもってフォルクローレか、というと。
それはリズム。
アンデス周辺には様々なリズムがあるけど、それらのノリを身体で掴んで演奏できるようになること。
楽器編成は関係ない。
どんな編成でも、フォルクローレのリズムを使っていればそれはフォルクローレになる。
太鼓とアコーディオンでもいいし、ピアノソロでもいいし、木琴とシンセサイザーとバラライカでもいい。
とにかく、リズムさえフォルクローレならばそれはフォルクローレと言える。
ケーナ、サンポーニャ、チャランゴ、ボンボ、ギター…という編成だけがフォルクローレではないということをおわかりいただきたい(むしろそのスタイルは新しい)。

ということで、音楽としてのフォルクローレの定義は「リズム」。

で、今日貼った動画に話を戻すと。
これはボリビアの「カルナバル(カルナバリート)」というリズムを使っている。
だから、この曲はフォルクローレと言える。
フォルクローレらしく聴こえないのは、楽器編成やメロディー、コード進行が所謂フォルクローレとは違うから。
この「違う」というところに僕の表現したいことが詰まっている。

大好きなフォルクローレを骨格に、僕の感覚・感性を肉付けする。
これが僕のやりたい音楽のスタート地点(この曲はかなり昔の曲だけど、この哲学はずっと変わってない)。
これはフォルクローレを勉強して身体に染み込んでないと絶対に出来ないし、フォルクローレをリスペクトしているからこそ出来ること。
こうして僕の新しいフォルクローレを作るのが、今の活動の大きなモチベーションの一つとなっている(だから、フォルクローレ愛好家に「フォルクローレはやらないんですか?」っていう質問をされると、いろんな意味でちょっと悲しくなってしまう)。

もちろん、これをするにはフォルクローレ以外の音楽も勉強しないと不可能。
色々な音楽を聴き、実際に演奏し、自分の血肉として取り込んでいく。
近年、いろいろな音楽に飛び込んでたくさんのライブを行っているのはそれゆえ。
そうしてるうちにフォルクローレを使わなくても音楽が作れるようになってきて、確実に自分の幅が拡がって、どんどん音楽が楽しくなってきた。
そう考えると、最近出したアルバム「とぽけろっちぇ」や「Topo Quartet」の位置関係も見えてくる(「とぽけろっちぇ」はフォルクローレ色濃し。逆に「Topo Quartet」はフォルクローレは使わず、積み上げてきたケーナの音色でどこまで出来るか、新しい扉を叩いた作品)。


で、なぜこのような思いに至ったかと言うと…。

僕には転機となった生涯忘れられないライブが2つある。
それも僕のライブではなく、人のライブで。


1つ目は
1996年、19才で初めてボリビアに行ったとき。
ボリビアで初めてライブを観たのがグルーポ・コカというバンドだった。
生音ライブで、2時間のサロンコンサートだった。

特に難しいことをしてるわけでもないし、スターがいるわけでもない。
6人のメンバーはボリビアの古い曲たちを淡々と、当たり前のように、歌い演奏していた。
だけど
何故かわからないけど涙が止まらなかった。
感動、衝撃だった。

後々、何に感動したのか考えると。
「当たり前のように、淡々と演奏している姿」に感動したのだ。
それは彼らがボリビアという土地で生まれて育っていく中で自然と身についた音楽であり、6人全員がありのまま、自分達の魂を包み隠さず見せてくれていたから。
ごく自然なかたちで、それゆえにとても力強い魂の発露がそこにはあった。
すごい、と思った。
こんな音楽ができたらどんなに幸せだろう、と思った。
(ちなみに、この時のビデオはデータ化しiPodに移して、自分の原点としていつもお守りのように持ち歩いている)

これ以後、僕はボリビアのフォルクローレに傾倒し、音源を買い漁り、あらゆるケーナ奏者の演奏をコピーしたり、あらゆる曲を演奏することになる。


2つ目はその3年後。
1999年、アルゼンチンのケーナ奏者ホルヘ・クンボが来日。
南青山マンダラでライブをするというので観に行った。

感動にうち震え、やはり涙が自然と流れた。

ほとんんどがオリジナル曲だった。
今まで僕が傾倒していたボリビアのフォルクローレとは曲調も編成も全く違って、かなりモダンな音楽。
ものすごくカッコいいんだけど、表層のカッコよさでなく、そこにはクンボの人間性がまざまざと表れていて、ほかのどこにもない彼の音楽と言っていいものだった。
しかもリズムはフォルクローレのリズムを使って、だ!
フォルクローレでありつつも、クンボ自身の音楽!

1音聴いた瞬間、やられた、と思った。
これだ、これなんだよ山ちゃん。
俺はこれがやりたかったんだ、と彼の音を聴いて気付かされた。


伝統的なグルーポ・コカの音楽と新しいクンボの音楽。この2つは全然方向性が違うように見えて、僕には同じものとして感じられた。
グルーポ・コカは「ボリビア人」(集団)としての魂の発露。
クンボは「ホルヘ・クンボ」(個人)としての魂の発露。
どちらも同じ、人間の内なる魂の発露だった。そこに感動した。そこに違いはなかった。
ただ、それが集団の中で自然と培われたものなのか、個人が自分を見つめて磨き上げたものなのか。

「山下Topo洋平」が「音楽家」「ケーナ奏者」として表現していくなら、どちらを選択するか。
迷う必要はなかった。
せっかく「山下Topo洋平」として「音楽家」になったのなら、「山下Topo洋平」であることを追求しないともったいない。僕はボリビア人の代弁者にはなれないのだから。
ボリビア音楽から得たもの(リズムや音色)を使って、自分の音楽を作ればそれは世界に一つしかない音楽になるはず!
ライブが終わって南青山マンダラを後にしながら「山下Topo洋平」の音楽を作っていく、と心に決めた(もし僕が和楽器をやっていたら日本人の伝統を伝えていくという選択をしていた可能性もあったかもしれないけど)。


僕はグルーポ・コカやホルヘ・クンボと同じく、自分の魂を音で表現したい。
そして、ケーナやボリビアとの「縁」も忘れることはできないと思っている。
これがリスペクトっつーの?
大好きで、これだけ深く関わらせてもらって、自分を成長させてくれたものからは離れられないと思う。
これからもフォルクローレやケーナを使って自分を表現していくことになるだろう。
さっきとは逆のことかもしれないけど、聴く人にとってそれがフォルクローレだと思えばそれでいいし、そうでないならそれも結構。フォルクローレは目的ではなく手段。大事なのは僕自身を表現できているかどうか。僕の音楽を純粋に音楽として素直に聴いてもらいたいし、もしそれを気持ち良いと思ってくれたら最高にうれしい。

自分とは何者なのかという疑問を常に抱きつつ、自問自答しながら覚悟を決め、神経を研ぎ澄ませて次の音を出す毎日。
1音たりとも無駄にはできない。
終わりのない茨の道、やりたいことはいつだって出来ないことの中にあるので、これからも挑戦し続けたい。

2011年05月12日

連日ライブ

このところ連日のライブ。
それぞれの会場へお越しくださった皆様、ありがとうございました。
そして演奏できる場があることに感謝。

同じ日は2度と無い。それゆえ毎回のライブから得られるものがある。
毎日毎瞬、新しい時間を体験し続けているというのは当たり前のことと思いがちだけども、意外と当たり前のことではない気もする。
どちらにせよ、自分が今をどう受け止めるか次第だね。


さて、いろいろやってた。


先週、5/6(金)は草加シュガーヒルで「とぽけろっちぇ」。
先月中ごろからお休みしていたバイオリン会田桃子さんも元気に復活。

シュガーヒルさんがこの日の動画をアップしてくださいました。
僕のオリジナル曲「ほおずきの成る頃」
もしよかったらご覧下さい。

「ほおずきの成る頃」(作曲:山下Topo洋平)



この日、僕も自分の機材で撮影をしたんだけど、マイクの電源を入れ忘れていたのか無音のまま映像のみが録画されてた。ヒー。



そして5/7(土)西荻窪サンジャック。
青木菜穂子さん(ピアノ)と智詠くん(ギター)とのトリオ。
このトリオは今年初。

このトリオのサウンドも回を重ねるたびに強力になり、もはやセッションではなくバンドと化している。

この日も動画を撮影、そのうちアップするかも。



5/9(月)は桜木町へおもむき、横浜銀行本店ロビーで演奏。
ピアノの渡辺かづきさんと。
新アルバム「Topo Quartet」収録曲を中心に、昼間の30分間のミニライブ。

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昼休みにたまたま来てくれた会社員風の男性が終演後、目をキラキラさせて「感動しました」と話しかけてくれたりして、短い時間だったけどこういう出会いがあると本当にうれしい。

帰りがけに服屋で散財。ヒー。



5/10(火)の昼間は5/17(火)に南青山マンダラで行われる会田桃子さん主宰のタンゴバンド「M.Locura」と我らが「とぽけろっちぇ」の合同ライブのためのリハ。
それぞれのステージのほかに、メンバーシャッフルや全員での合同演奏など、盛りだくさんになる予定。
ぜひお誘いあわせのうえお越し下さい。お待ちしております。

そして夕方はこのメンバーで原宿のチャリティーイベントに参加。
ベースの鳥越啓介さんは他の仕事で不参加だったけど、それ以外の計5人で演奏。

僕のオリジナル「最果て」もやらせてもらった。
この会場には生ピアノが無かったのでピアノ田中信正さんはエレピを弾いてくださったのだけど、この曲を信正さんが生ピアノで弾いてくれたら絶対ヤバイいね。
北村聡さんのバンドネオンでもメロディをとってもらったりもしたけど、北村さんの音もこの曲とすごく良く合ってたし!
来週のマンダラでもやるのかな?楽しみ!



5/11(水)は下北沢テピートで「Quena meets Ukulele!」ライブ。
あいにくの雨だったけど、止まない雨は無いということをよく聞くので、元気に楽しくライブ。

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終演後にいただくメキシコ料理が美味しくて美味しくて。
腹パンパンになって帰宅。



そのうち雨やんだ。

2011年05月01日

熊谷でチャリティーライブ。

おとといに続き、今日も熊谷でチャリティーライブ。
森圭一郎くんのステージに参加させていただきました。
集まってくれたみなさん、募金のご協力ありがとうございました。

流石におとといの5時間ぶっとおしストリートライブと昨日のエネルギー溢れるティエラ・クアトロの疲れが残っていた。

でも音楽が始まると自然と全力を出してしまうんだなこれが。
そこのチビッコたち!音楽は楽しいぞ!音楽はいいもんだぞ!


久々に森くんと話す時間もあったけど、彼はとってもいいヤツで、バカ話もまじめな話も楽しいなあ。


帰宅。身体がガタピシ!