2017年10月17日

「リハーサルと比べて、本番が良くないと思えてならない!」問題

助川太郎グループ
対談企画
第二回が公開されました

第一回はこちら

第二回は
本番前のリハーサルについての悩みを
助川太郎さんが語り出すところから始まります…



この助川太郎さんの話、
とても共感できるのと同時に、
客観的に見て
「ミュージシャンってめんどくさい生き物だな〜」
と思わざるをえない

ウケる

しかしここまで突っ込んだ音楽の話を
不特定多数に公開するのは僕は初めてのことです
楽しい

もちろん3人とも全部本音です
対談動画、これからも濃い話が続きます
次回もお楽しみに


助川太郎グループ
10月のツアー
「土の道」
迫ってきました

10/21(土)上尾プラスイレブン
10/22(日)高崎サンガム
10/23(月)前橋Studio10
10/26(木)池袋Absolute Blue

とにかく熱く、人生の喜びや悲しみを
ダイレクトに叩きつける助川太郎グループ
必見です

たくさんのご来場お待ちしております
会場でお会いできることを楽しみにしています

ライブ映像はこちら

助川グループ2017-10.jpg

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ケーナ教室の発表会でした

先日10月15日は
一年に一度
わたくし主宰のケーナ教室発表会でした

あいにくの雨でしたが
出演のみなさま、お疲れさまでした
ご来場のみなさま、ありがとうございました

演奏が上手くいった人もいかなかった人も
課題と向き合い、自分と向き合い、
ここに向けて練習したことが
重要なのだと思います

そして、それよりも何よりも
ケーナを吹く喜び・気持ち良さを感じながら
楽しく演奏していただけたら
そんなに素晴らしいことはありません

僕は
上手い演奏を目指す音楽には興味がありません
上手い下手ではなく、
「その人の音」が聴きたい
「その人の音楽」に興味があります
演奏している人が
どんな音を出したいのか
どんな音楽を奏でたいのか
演奏しているあなたは「何」なのか
その本当のところが知りたい
それこそが
音楽の本質だと思っています

だからレッスンでは
生徒さんが心から出したい音を出すにはどうすれば良いか
そんなアドバイスを出来たらと日々思っています

時には精神的な部分にまで言及するので
ちょっと悪いなとは思っているのだけれど
自分と向き合うというのは音楽に必要なことで、
避けては通れないときもあります
僕はレッスンするからには本気でやりたいので
表面的な技術論だけで済ませるわけにはいかないのです

楽しく真摯に誠実に面白く音楽に向き合っていたいものです
プロもアマチュアも仕事も趣味も老いも若きも勝ちも負けもありません
そこにあるのは、音楽です
そこにいるのは、人間です

そういう意味では
出演のみなさんはそれぞれ個性があって
それぞれの音を響かせてくれました

今回はこの一年の一人びとりの進歩が
例年よりもだいぶ大きかった気がする
よかったなー

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2017年10月13日

対談企画はじめました

ギタリスト助川太郎との出会いから
助川太郎グループ結成までを綴る
「助川太郎グループへの道」

第一話はこちら
第二話はこちら

この続きは引き続き執筆しますが

この度また新たな企画がスタートしました
助川太郎、阿部篤志、山下Topo洋平
このバンドのメンバー3人による対談企画です

演奏をしてるとき何を考えてるの?
日々何を感じながら生きているの?
etc..
これまで経験した面白エピソードや生き様など
濃くて深い話を赤裸々に語ります

1回3〜5分くらいの
短い映像として
今後頻繁に公開していく予定です
お楽しみに

第一回はこちら


全部で何回になるかわからないけれど
助川グループはこのように
今までやらなかったことにも
果敢にチャレンジしていきたいと
思っています

そして
10月は関東ツアーと
2回目の都内公演
題して「土の道」ツアー
控えています

10/21(土)上尾プラスイレブン
10/22(日)高崎サンガム
10/23(月)前橋Studio10
10/26(木)池袋Absolute Blue

沢山の人にお会いできますように

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2017年10月06日

ケーナとギターで宇宙の果てまで!?〜混沌、迷走と挑戦〜

ギタリスト
助川太郎さんを中心に
結成された
助川太郎グループ

このバンド結成までの
道のりを綴るシリーズ
『助川太郎グループへの道』

今日は第二話です
第一話はこちら


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【助川太郎グループへの道】Vol.2

「迷走と挑戦」


助川太郎と僕は
初共演の後も
頻繁にライブを重ね
ほどなくして
ユニットを結成します

それが二人の初ユニット
『Project Voyager』
です

このユニットのコンセプトは

「世界の深淵をのぞきこみ
あの宇宙船ボイジャーのように
宇宙の果てまで
もう帰って来れないところまで
どこまでも行ってみよう!」


というものでした

正直言って

わけわからん


ウケる


ライブの内容も
イッっちゃってました

本当に色々なことを
やりました


即興もたくさんやりましたが、
その中でも強く印象に
残っているライブが、
「自分のメインの楽器ではないもので
1ステージ完全即興をしよう」
と、助川太郎が提案したときのこと

僕はそういった即興は
初めてだったので
怖さはありましたが
ここにも助川太郎の音楽性を
吸収できるヒントがあるかもしれない
何でもチャレンジしよう
と、清水の舞台から飛び降りるつもりで
覚悟をきめて飛び込みました

ええい、ままよ
毒を喰らわば皿まで


僕は何を思ったか楽器すら使わず
ジンジャーエールの空き瓶を使い
20分、たった一人で即興をやりました

吹いたり叩いたり、、、
当然、お客さんはポカーンとしていました

僕のその即興を見た助川太郎は
「良かったですよ」
などと無責任なことを言っていました


また、あるときは
「和声音楽の歴史をたどる」
という企画をブチ立て、
ジョン・ダウランドなどのルネサンス音楽から
クラシックの古典派からロマン派
さらにはビバップの「Confirmation」などを
一つのライブでやりました

僕はジャズなんてできないし
ましてや「Confirmation」を
ケーナでやるなんて
難しいなんてもんじゃない
出来るか出来ないかで言ったら
今でも出来る気がしません
当時も出来てなかった気がします
でも、やりました

助川太郎はこのときも
「良かったですよ」
などと無責任なことを言っていました


またあるときは
これはProject Voyagerのライブではないけれど
助川太郎の主宰で
「同じ楽器対決即興」
と称して
助川太郎が他のギタリストと即興デュオ
僕がもう一人の管楽器奏者と即興デュオ
また別のボーカリスト二人が即興デュオ
という3部構成のライブを
したこともありました

このときは
何体ものサンポーニャを解体して
バラバラの管を何十本も机の上に並べ
一本一本手に取り
もう一人の管楽器奏者と
即興で吹く
ということにチャレンジしてみました
果たしてどんな世界が描けるか

しかしこれは困った
吹いても吹いても、管
何をやっても、管
全く変化しない音、景色
僕は思いました
サンポーニャは管なんだな、と
頭ではなく心で理解しました

このときもお客さんはポカーンとしていました

助川太郎はといえば、
「良かったですよ」
などと無責任なことを言っていました



このように
助川太郎とのライブは
あらゆることを
思いつきでやりました

まったく固まらないサウンド
ライブの度に変わるテーマ
お客さんも困惑していたのではないでしょうか

はたから見れば、迷走

でも、僕にとっては
結果ではなく、
未知に挑戦すること、
どんな景色が見え
自分が何を感じるかが
大事だったのです


助川太郎は相変わらず本音が見えず
当時何を思って
この『Project Voyager』をやっていたのか
その真意は定かではありません

僕があこがれた
助川太郎の名盤アルバム
『Noturno』の世界には
まだほど遠く

良いライブをしたという
手応えよりも
これで良いのだろうか
という疑念が常に
渦巻いていました
お客さんが何を感じているかも心配だったし

でも二人で深淵をのぞきこみ
何度も深みに落っこちそうになった
そんな修羅場・濃密な時間を
共有したことは確かでした

この先に何があるのかは
わからない
でも何かがあるはずだ
何かあってくれ

良いか悪いか判断せず
とりあえずブッ込む
僕にはこれしかなかった

だけど、本当にどこまで行ってしまうのか
まさに宇宙船ボイジャーのような
そんな気持ちでした



続く


- - - - - - -


この助川太郎との物語の先端に
あの感動と熱狂を生んだ
助川太郎グループがあります

この物語がどのようにして
今につながっていくのか
それは今後のこの連載を
楽しみにしていただくとして

10月はグループ初の関東ツアー
そして都内での2回目の公演を行います

助川太郎Group 2017 October
名付けて
「土の道」

10/21(土)上尾プラスイレブン
10/22(日)高崎サンガム
10/23(月)前橋Studio10
10/26(木)池袋Absolute Blue

助川グループ2017-10.jpg


前回のダイジェスト



お待ちしています!


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2017年10月03日

リャマの道 Camino de llamas - 映像&歌詞解説

去る8月19日に中目黒楽屋で
行われたAlas×ピアコパンJointライブより
Alasの映像

名曲「リャマの道」です



南米フォルクローレの
スタンダードというべき名曲

往年のケーナの巨匠ウニャ・ラモスの
演奏で有名ですが
アルゼンチンのシンガーソングライター、
レオン・ヒエコ氏が詩をつけました

太宰百合さんのこのアレンジも
本当に素晴らしく
いつも演奏するのが
楽しみです

先日の「Doña Ubenza」に続いて
この曲も歌詞の日本語訳を載せます

めちゃくちゃ意訳してます
訳すのがとても難しくて
間違ってるところもあるかもしれないけれど
こんな感じなのではないかと…

- - - - - -
日本語訳

時とともに消えゆく
リャマの道は
倒れた神が休息する地へと向かう

喜びの川はもう流れない
いにしえの踊りは終わりを迎えた

この時間という墓場から解き放たれた鳥
世界は今日も争いにあけくれ、あなたはいない
私はここで絶望し、あなたは花を選ぶ

太陽に向かう棒鐘
月の祈りは眠りの主

いつの日か
北と南は入れ替わるだろう
星と大地と雲は入れ替わるだろう

*この時間という墓場から解き放たれた鳥
世界は今日も争いにあけくれ、あなたはいない
私はここで絶望し、あなたは花を選ぶ


スペイン語

Caminito de llamas
que el tiempo borró
va hacia donde descansa
derrotado un Dios.

Alegría del río
que no juega más
vieja danza del tiempo
se bebió el final.

Pajarito suelto tumbita de este tiempo
el mundo hoy pelea sin vos
Yo aquí desespero vos elegís la flor.

Campanita de palo
que persigue al sol
de la luna oración
dueña del sueño.

algún día quizás
cambie norte y sur
las estrellas la tierra
y las nubes.

*Pajarito suelto tumbita de este tiempo
el mundo hoy pelea sin vos
Yo aquí desespero vos elegís la flor


最後に、この曲のオリジナル
ウニャ・ラモスのバージョンと
レオン・ヒエコの歌バージョンを





2017年09月30日

理想の世界を描く!最高のケーナレッスンのための情熱と感動

ケーナのレッスンを行うため
京都へ行って来ました

京都に行ってきた証拠にこの写真をお見せしよう

DSC_2219.jpg

京都の砂利


ウケる


7月の関西ツアーの際
ライブの空き日に
京都でワークショップを
企画したところ
思いのほか盛況で
それをきっかけに
京都へ定期的に
レッスンに行くことになったのです

今後も隔月ぐらいで
行くことになりそうです

良い機会なので
僕がレッスンにおいて
大切にしていることを
書きますね

- - - - - - -

僕のレッスンは基本的には常に物理ベースで、
出したい音に対して
いかなる身体の使い方をすれば良いか
徹底して具体的に伝えていきます

レッスンには色々な人が来るけど
一人びとりが直面してる課題から
逃げずに向き合い
乗り越えるきっかけになるような
密度の濃いレッスンが出来てるという
自分なりの手応えはあります
でもどうかな
みんながどう感じてるかはわからない
役に立ってると良いのだけれど

一言いうならば
すぐにクリアできるときもあれば
時間がかかることもあるので
「出来ない」とか「難しい」とか
足りない面や届かない部分ばかりを
見つめてストレスを溜めるのではなく
(課題と向き合うことはもちろん大切だけど)
「今の音」を存分に楽しみながら
笛の喜び・音楽の喜びを感じながら
上達していってほしいよぼかあ



僕が大事にしているのは三点

まずは楽器特有の魅力
深い音色や音の響き
ダイナミクス(大きい音から小さい音までの音量の幅)の広さを活かした
表現力の豊かさ

音楽を自由に表現するために必要な要素
すなはち
音程や半音階の対応、適切なフレージングなど

そして「こうやって歌いたいんだ」
という奏者自身が持っている情熱やイメージ
個性と言っても良いかもしれない


これら三点、

・楽器特有の魅力
・音楽を表現するために必要な要素
・演奏者自身の個性


どれ一つとして犠牲にすることなく
音楽を実現できるように
アドバイスしていきたい

これら全てを保持して演奏できたら
それってまさに
理想の音楽
じゃあないですか


その理想から、
僕は逃げたくない


例えば、

ダイナミクスを狭くすれば
音程は安定しやすいでしょう
音色にこだわらなければ
早いフレーズも吹きやすくなるでしょう
半音階が多いと運指も音程も難しいし
音色も乏しくなるから
敬遠したくなることもあるでしょう

でも、僕はこういうのはNG

ケーナの魅力を手放してしまっては
この楽器をやる意味がないし
音楽を自由に表現できないのを
ケーナのせいにしてしまっては
この楽器の可能性を
捨てることになってしまう


全部、叶える



そのためにどうすれば良いか
それを考えてゆきたい

ケーナは自分の身体の一部であり
僕たちケーナ吹きは
歌のかわりにたまたま
ケーナを使っているだけなのだから
歌えるのならば
吹けるはず

笛と身体が一体になり
歌そのものになる
そして自由に自分の理想の世界を
描けるようになる
そのための身体の使い方を
お伝えしています


少なくとも僕は今まで演奏家として
この三点は絶対に犠牲にせず
全てを両立させるにはどうしたら良いか
それを考えてやってきました
遠回りもしたし、まだまだ道の途中です

僕自身も日々色々な経験を通じて
変化しています

こんな僕の経験や知識や技術を
惜しみ無く差し出します
一人でも多くの人が理想の世界を描けたら
それは素晴らしいことだと思うんです


目的は上手な演奏をすることではありません
他人と比較して上手いとか下手とか
そんなことは、どうでもいい

ケーナが好きで、音楽が好きで
その人が心から出したい音・音楽
描きたい世界に一歩でも近づけるように
その人がケーナや音楽を通じて
心から気持ち良いと感じ
しあわせで充実した
人生の瞬間を味わえるように

その手助けが少しでもできればと思うんです
その一心です


やるからには理想を追求しなきゃあ


それが
笛吹きの心意気
ってもんよ


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Photo by Wentolia

2017年09月25日

洗足学園音楽大学オープンキャンパスで南米音楽体験!

洗足学園音楽大学オープンキャンパスにて
ワールドミュージックコースの体験講座でした

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『南米音楽体験』ということで
アンデスのリズム「ワイニョ」の曲で
アンサンブルしました

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洗足学園音楽大学では
来年度からワールドミュージックコースが
スタートします


僕もケーナとサンポーニャを
担当させていただきますが
この楽器をやっていて
音楽大学で教えることになろうとは
そんな人生になろうとは
自分でもびっくりです

光栄ですわよ


僕は専門的な音楽教育は受けていないし
現場たたき上げの人間なので
劣等感とまでは言わないけれど
どちらかというと音楽大学で勉強してきた人のことが
うらやましく見えます

共演者でも音大出身の人は沢山いますが
みんな知識も技術も素晴らしいので
いつもすごいなあと思ってみてます
まさか自分が教えることになるとはね

でも僕のようなアウトローな人間の話も
少しは役に立ったらいいな


ただ、ケーナやサンポーニャをやりたくて
音大に通う人がどれだけいるかという問題


ケーナやサンポーニャが好きで
音楽をちゃんと勉強したい人、
そういう人が近くにいるよ、と
心当たりがある方
まずはこういう環境があると
知ってもらうことが大事なので
情報を広めていただければ幸いです



僕は高校生の頃からケーナをやっていましたが
もし当時このコースがあったら
迷わず行ってたと思います

入試で落ちたかもしれんがね

ウケる



オープンキャンパスでは
体験レッスンを受け付けています

ケーナとサンポーニャのレッスンはもちろん、
南米のリズムについてもレッスンします
ケーナやサンポーニャでなくても
どんな楽器でもOKですので、
南米音楽に興味ある方は
是非お申し込みください


洗足学園音楽大学オープンキャンパス
http://www.senzoku.ac.jp/music/admission/opencampus/

洗足学園音楽大学ワールドミュージックコース
http://www.senzoku.ac.jp/music/course/course09/

2017年09月24日

Doña Ubenza - 映像&歌詞解説

去る8月19日に中目黒楽屋で
行われたAlas×ピアコパンJointライブより
Alasの映像が公開されました



Alasとは、昨年の春に結成した
僕とピアニスト太宰百合さんのユニット
南米フォルクローレをベースにしたオリジナル曲や
南米の古き良き名曲をアレンジして発表する
ネオフォルクロ−レユニットです

毎回ライブではゲストに
素晴らしい音楽家に
参加してもらっています

この日はギター
助川太郎さん


曲は『Doña Ubenza』(ドニャ・ウベンサ)
アルゼンチンのChacho Echenique作曲
日本の太宰百合アレンジ

この曲、大好きなんです
タイトルは
「ウベンサおばさん」
という意味
『バグアラ』という
スタイルで書かれた曲で、
太鼓を叩きながら歌う
山唄がモチーフになっています


それにしても、このアレンジ、この演奏
素晴らしい

僕がずっと勉強してきた
南米フォルクローレに
興味を持ってくれて
こうして新しい音楽を一緒に
生み出そうという
音楽仲間が増えて
とても嬉しいです

数年前では考えられないことでしたから

どんどん日本の音楽家にも伝えていきたいです
宝の山がそこにありますから
どんどんやっていきましょう


さて
この曲の歌詞の内容
いつもMCでざっと説明しているけど
今日はここに書きます

僕なりの解釈なので
間違いもあるかも…
でも、だいたいこんな感じだと思います

- - - - - -
日本語訳

心の中で泣き
表では笑っている
こうして私は死ぬのを待ちながら
生きていかなければなりません

風は私よりちょっと良い身分です
太鼓を叩きバグアラを歌わなければ
私は自由に飛べないから

私たちはあの豊かな山で祈る
もう時間がないというのに
何を祈るというのだろう

石ころだらけの渓谷
石から石へ、私の心の痛みの足跡を消しながら
風が音を立てて行く
私の心はただ静寂だけ

私は一応十字を切っておく
もし神様がいたら
私を地獄へ連れていくだろうから
私の羊たちも一緒に

魂が一息つけるような
別の世界があるのかどうか、私は知らない
私はこの大地の上で生きる
一日中働きながら

私たちはあの豊かな山で祈る
もう時間がないというのに
何を祈るというのだろう

*石ころだらけの渓谷
石から石へ、私の心の痛みの足跡を消しながら
風が音を立てて行く
私の心はただ静寂だけ


スペイン語

Ando llorando pa' adentro,
aunque me ria pa' afuera
así tengo yo que vivir
Esperando a que me muera.

Le doy ventaja a los vientos
porque no puedo volar
hasta que agarro mi caja
y la empiezo bagualear.

Mi raza reza que pedirá
allá en el monte de caridad
no tiene tiempo ya no da más
reza que reza porqué será.

Valles sonoros de pedregal
piedra por piedra el viento va
borrando huellas a mi dolor
silencio puro es mi corazón.

Me persigno por si acaso
no vaya que Dios exista
y me lleve pa'l infierno
con todas mis ovejitas.

No sé si habrá otro mundo
donde las almas suspiran
yo vivo sobre la tierra
Trajinando todo el día.

Mi raza reza que pedirá
allá en el monte de caridad
no tiene tiempo ya no da más
reza que reza porqué será.

*Valles sonoros de pedregal
piedra por piedra el viento va
borrando huellas a mi dolor
silencio puro es mi corazón.

Ando llorando pa' adentro,


最後に、Mariana Carrizoという歌手のライブ映像を
バグアラとはこんなに素朴な歌なんです



2017年09月18日

ヘンテコギタリストとの出会い〜熱狂と感動のステージへ

去る8月29日に行われた
助川太郎グループの立ち上げライブ
そのダイジェスト映像が公開されました



あの熱狂と感動
いまだに身体のどこかに
残っています

思い出深いライブは
沢山ありますが

このライブも
忘れられない宝物のような
ライブになりました



「助川太郎グループ」という
バンドの名前がついていますが

僕自身は
サポート的な立場でなく
雇われた兵隊という気持ちでもなく

自分のリーダーバンドと
変わらない気持ちで
自分のこととして
自分の音楽として
参加しています

それくらい大切なバンドです


- - - - - - -


【助川太郎グループへの道】Vol.1

「ヘンテコギタリスト」

さかのぼること
7年と数か月…

当時、僕のような
何というジャンル名で呼んだら良いのか
よくわからない音楽をやっている
ミュージシャンたちの巣窟となっていた
「サンジャック」というお店が
西荻窪にありました

そこでは
今に繋がる大切な出会いが
沢山ありました

Tierra CuatroとARCANAの上野山英里さん、
ARCANAの鬼怒無月さん、
とぽけろっちぇの会田桃子さん、
じゅずだまトリオの伊藤ハルトシくん、
などなど…

彼らとは軒並み
2009年から2011年にかけて
出会っていて、
その出会いによって
自分の音楽性が
どんどん広がっていった
濃密な時期でした

他にも素晴らしい出会いと
素晴らしいライブ三昧の日々

今思えば
むちゃくちゃなブッキングをするお店で、
月4回くらい出演していたこともありました




南米フォルクローレだけを演奏し、
南米フォルクローレを
自分の人生の道とすることに
限界を感じた僕は

2006年に約10年続けた
フォルクローレグループ
「グルーポ・カンタティ」を
脱退しました

より自由で広い
音楽の大海原に
希望をもって
船を漕ぎ出した僕が
まず陥ったのは

仕事もなく
ライブも月に1〜2本
あるかないか

やりたい音楽の
イメージはあっても
共演者がいない

時間と情熱だけはあるので
作曲をしまくる

そんな状況でした

そんな状態で約2〜3年、
過ごすことになります


サンジャックは
そんな大海原を漂う
僕が流れ着いた
とても刺激的な現場であり、
沢山のことを
学ばせてもらっただけでなく、
本当に大切な出会いを
いくつも作ってくれたお店でした

ありがとう、良い薬です




そんなある日、
2010年1月のこと

そのサンジャックで
例によってセッションライブが
組まれました

当時よく共演していたビオラの田中詩織さんと、
もう一人は初共演のギタリスト

それが助川太郎でした

助川太郎の名前は
お店のスケジュールなどで
ちょくちょく見かけていましたが、
どんな人なのか、
どんな音楽をするのか、
ブラジル音楽の人?
それくらいの認識しかなく、
詳しいことは
全く知りませんでした


リハーサルで初対面、
スマートな出で立ちに
爽やかさ
いかがわしさ
半分ぐらいずつ
混ざった笑顔

話してみると、
なんとなく
掴みどころのない会話

話していても
何かはぐらかされているような、
本音がどこにあるのか
よくわからない人だな、
という印象がありました

でも面白いし
穏やかでフレンドリーだし
威圧感がないので
嫌な感じはしなかった
記憶があります


そのリハの際に、
お互いのアルバムを
交換しました

その時に貰ったのが
彼のリーダーアルバム
『Noturno』

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僕が何のアルバムをあげたのか
記憶が定かではないけれど

とにかく
家に帰って
もらったCD
『Noturno』
を聴きました

したら

これが
素晴らしいアルバム!
サウンド、楽曲、演奏、センス
最高!

この人すげえな!

盛り上がって参りました

盛り上がって参りました

これはライブが
めちゃくちゃ
楽しみになって参りました


数日後
本番の日


ライブでは
彼の演奏に
色々な意味で
驚かされました

とても美しい音で
弾いていたかと思いきや

いきなり紙をギターの弦に挟んで
わざとノイズを多くして
ベンベン弾いたり、、、

いきなりビヨ〜ンと
口琴を始めたり、、、

終始そんな感じ


コ、コイツ、変だぞ!!


会話をしていた時に感じた
あの掴みどころのなさは、
コレだったのか、、、

飄々とした顔で
人の心の逆に逆に行く
その人間性・音楽性

そういうことデスカ、、、

でも、
僕は怒っていたわけではないし、
むしろ関心していました

というのも、
彼の演奏は
音楽から逸脱しているようで、
ちゃんと音楽の行先を
わかった上で
それらの珍奇な行動をしているのが
僕にはわかったからです

その証拠に、
逸脱しないところでは
助川太郎は極めて的確に、
素晴らしい美しさで
ギターを弾いていました

これは音楽の
基本的な能力が
高くないと出来ないこと

なるほど、こういう人もいるのか、、、


これが彼なりの
「この瞬間の表現」
なのだということは理解しました

でもそれが良いものなのかどうか、
僕にはよくわかりませんでした


すごいっちゃすごいけど、
ヘンテコな人だな、、、

それにしても、、、

それにしてもだよ!

アルバム『Noturno』
の演奏の方が
100倍はカッコイイじゃあないか!!

あんなに素晴らしい
アルバムを作れるんなら
俺のライブでもやってくれよ、、、

でも、
僕は思いました

これは自分のチカラの無さだ、と
助川太郎は
今の僕に対して出す音は
これで充分だと
判断したのだ

ちょっとした悔しさ、敗北感
なんとも煮え切らない気持ちで
ライブは終わりました


しかし、サンジャックのマスターは
何を思ったか
このライブをいたく気に入り

これ以後、
助川太郎との共演セッションが
次々と組まれていくことになります



よかろう


こうなったら
自分の音楽力を向上させて
助川太郎に本気で
音楽をやらせてやる、、、

このライブが良かったのかどうか、
俺にはさっぱりわからんが
サンジャックのマスターが
気に入ってくれたのは
むしろ追い風、、、
この機に助川太郎から
盗めるもんは全部盗んでやる、、、


今に見ていろ助川太郎…!


そう密かに決意したのでした



続く


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2017年09月17日

必見必聴Topo&Falcon

アー写1900.jpg

今日はファルコンとのデュオでした


雨の中沢山のご来場ありがとうございました


初めての会場、ギャラリー「ここから」は生音の響きがとても豊かな空間でした



Topo&Falcon、僕にとってとても大切なユニットになっております


このデュオのために二人が書き下ろした曲はどれもすごく良いし


サウンドも今まで僕がやってきたどのユニットとも違う


もっと言うと、世界中にここにしかない音楽です


必見必聴のデュオです




僕の音楽を聴いてくれてる方は沢山バンドがあってどれを聴いたら良いのかわからなくなって大変かもしれないけれども


どれも違うしどれも最高だしどれも気持ち良いんです


片手間でやってるわけではありません


どのユニットも全力で音楽を作っています


是非ついてきてください


全てのステージで、ライブの良さ・音楽の気持ち良さをお届けします




Topo&Falcon、来年あたりCDを作りたいなあ


次回Topo&Falconライブは10/14(土)四谷ホメリにて


その日も生音でやります